国際十王バスフェスタは、国際十王交通の交通事業の公益性、利便性を広く社会にアピールするとともに、立正大学地球環境科学部地理学科交通地理研究室と国際十王交通株式会社との連携事業の一環として開催するものです。
また、公共交通の利用促進や、公共交通への親しみを持ってもらう機会として2016年より企画しているものです。
これらの取り組みはモビリティ・マネジメント(MM)やトラベルフィードバックプログラム(TFP)の一環で実施しております。
国際十王バスフェスタは「立正大学地球環境科学部地理学科交通地理研究室」の中に設置した「国際十王バスフェスタ実行委員会」の主催で実施します。
また、特別協賛として「国際十王交通株式会社」と共同で事業を行います。
なお、国際十王交通フォトコンテストもバスフェスタとほぼ同一の事務局が、同一の趣旨を持って運営を実施しております。
立正大学地球環境科学部地理学科の1年次集中科目である「地理基礎巡検」において「わかりやすい公共交通とは」と題したエクスカーションが実施されました。
その中で、「国営武蔵丘陵森林公園」への公共交通を利用したアクセス方法や、熊谷駅でのバス乗り場への案内などが分かりにくいということが問題点として提起されました。
そこで立ち上がった有志達が、まず森林公園へのアクセスに焦点を絞り、交通地理学などの手法を用いた「バスマップ」の製作に2014年夏より取り掛かりました。
国営武蔵丘陵森林公園・国際十王交通株式会社・川越観光自動車株式会社と連携し、株式会社武揚堂に印刷を依頼し初版が2015年7月に完成しました。
同10月に開催された 立正大学第5回公開講座「バスマップから公共交通を考える」 では初版のバスマップを聴講されている方へ配布し、意見を伺いました。
サイズが大きいといったことや、内容量が多いといったことなど多くの意見を頂き、それを基に2版の発行へと続きました。
こうした活動を行っていく中で、国営武蔵丘陵森林公園も動きを見せ、森林公園駅に設置されている森林公園への案内広告も分かりやすいものへと変化していきました。
現行バスマップとバスマップのご案内はこちらよりダウンロードいただけます。
森林公園おでかけガイドも一段落つき、次に何を、どのようなことをすれば公共交通に興味を持ってもらえるか・・・
まずは立正大学の主要アクセス交通となっている「国際十王交通株式会社」を広く知ってもらうことが重要なのだというところから、この国際十王交通フォトコンテストと国際十王バスフェスタプロジェクトが始まりました!
もちろんバスマップの作成を放棄したわけではありません。次なるバスマップはどのようなものを作成すべきなのかを現在検討している段階です。
バスマップ作製や、バスフェスタ・フォトコンテストなどの活動を行っていく中で、熊谷市全域のバス路線網が分かりづらい…という問題に直面しました。
それを踏まえ、今度は熊谷市・国際十王交通株式会社・朝日自動車株式会社・川越観光自動車株式会社・矢島タクシー株式会社と連携し、株式会社武揚堂に印刷を依頼し初版が2017年9月に完成しました。
こうした活動を行っていく中で、路線や運賃の改正などにどのように対応していくかが課題となりました。
「森林公園おでかけガイド」と「熊谷市周辺バスマップ」の成果が認められ、研究室主催で、熊谷にて第16回全国バスマップサミットを開催することになりました。2日間を通して、100名を超える皆様にご参加いただけました。
詳細はこちらのページよりご覧いただけます。
→ 国際十王バスフェスタ > バスマップサミット
1日目:シンポジウム
2日目:周辺地域巡検
3年間の活動を経て、2019年度は開催を一時休止に。この間、熊谷市とタイアップし、熊谷市ゆうゆうバスマップの作成を研究室で行う運びとなりました!
ゆうゆうバスをご利用になられるお客様、熊谷市のバス交通を知りたい方向けのマップとなっておりますので、ぜひ一枚、お手に取ってご覧いただけましたら幸いです。
2020年より今日まで、新型コロナウィルス感染症の影響により、感染防止対策も鑑み、一切の活動を休止させて頂いております。
さて、2022年4月1日、国際十王交通伊勢崎営業所が「十王自動車」として再独立しました。東武グループおよび朝日自動車グループからも抜けるとのことです。旧・伊勢崎営業所(十王自動車)の皆様にも、学生の取材やバスフェスタの開催にご尽力いただきました。ここに記してお礼に代えさせて頂きます。誠にありがとうございました。今後の十王自動車のご発展をお祈り申し上げます。
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